<症例>座っていると腰が痛い

座っていると腰が痛くて、痛くて、、という方が続けて来院されています。リラクゼーションや整骨院にも行かれたそうですが、なかなか改善してこないということでした。

今回お越しになった方は、特に右腰痛がひどく、股関節にも症状が出ていました。座って立ち上がるときに痛くて身体が丸くなっています。

検査をしてみると、骨盤の後傾に加えて、仙骨が後方に飛び出していました。次に、骨盤を安定させている関節である、仙腸関節の可動性を検査してみました。すると動きすぎている状態が認められました。専門的には仙腸関節可動性亢進といいます。これは本来安定していなければならない関節が不安定になっています。

股関節の可動域を検査していくと、SLR右35°、左60°でした。右屈曲も90°で制限されており、左右差が大きいです。ということで、先ずは股関節のマイクロ牽引法を行いました。

このような状態では、股関節をストレッチや周囲の筋をグリグリ刺激しても緩んできません。刺激の少ないマイクロ牽引法が適しています。

次に股関節、骨盤部周囲の筋を調べていくと中殿筋の緊張、腸腰筋スパズムを生じていましたので、ストレインカウンターストレインを。これで右の股関節の可動域は35°→60°に増加しました。

仙腸関節の可動性亢進も少なくなりました。続けて、骨盤の後傾です。仙骨が後方に変位してましたので、モービリゼーションを行い、飛び出しも減少しました。

歩いて頂くと、腰、股関節も伸びやすくなり、安定してきました。痛みも消失したので、少し背骨の歪みを調整して、施術を終了しました。

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